目的に応じた筋トレ(REP数)
トレーニングをする前に、なぜそうなのか、意味を知った方が頑張れますし、プラセボ効果もプラスされますので、メカニズムを知っていきましょう。
(以下3つはREPで書いていますが、RMで考えた方がより当てはまります)
(REP、RMとは)
① 筋力、パワー向上
・1~4REPで行うと主にホスファゲン機構が使われる。
・使われるエネルギーは主にATPやクレアチン。
・速筋を優位に遅筋まで幅広く使われる。
ハンマー投げやパワーリフティングのように、一撃のパワーが強いが、血管があまり走っていないため、白い筋肉で、栄養供給も遅く回復しにくい特徴です。
② 筋量UP、筋肥大
・8~12REPで主に解糖系機構が使われる。
・糖質が主なエネルギー。
・8~12REPで40秒前後が、無酸素運動として理想。
40秒前後が無酸素運動の限界と言われていて、乳酸が一番溜まりやすい強度でもあります。
乳酸が溜まりやすいということは、成長ホルモンの分泌も促しやすくなります。
(必ずどれかの機構が単独に働くわけではないので、有酸素運動でも乳酸は溜まり筋肥大もあり得ます)
③ 筋持久力向上、脂肪燃焼
・2、3分以上動作を続けることによって、主に有酸素運動であるため酸化機構が働きやすくなる。
・糖質や脂質がエネルギーとして使われていき、空腹や90分を超える長時間の運動でタンパク質(筋肉など)も使われていく。
パワー系の運動とは逆に、マラソンなど、主に動き続けるスポーツで働くエネルギー機構であり、血液が多く供給されるため、赤い筋肉で、回復も早く長く動き続けられる特徴があります。
本当に簡単な説明でしたがこんな感じです。
やるからには意味を分かった上でトレーニングしましょう。
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