体内時計を整えて痩せる

人は1日24.5時間のリズムを刻む体内時計が備わっています。


そのおかげで、日中は活発に活動ができ、夜には眠くなります。


【体内時計が乱れる原因は?】

・朝食を食べない

朝食を食べないと、体内時計がリセットされず、乱れていきます。


・寝る直前まで、PCやスマホを見ている

強い光を浴びると、神経が覚醒状態になり、体内時計が乱れます。


・休日の寝だめ

実は寝だめというのは出来ません。平日と休日の起床時間が2時間以上違った場合、体内時計は乱れていきます。


【体内時計の乱れが及ぼす悪影響】

・肥満

食欲が増加します。


・不眠

眠りを促すホルモン、メラトニンの分泌が低下します。


・うつ

原因不明の倦怠感に襲われる可能性があります。


・肌荒れ

成長ホルモンなどが十分に分泌されず、肌が荒れます。


・ナルコレプシー(睡眠障害の一種)

日中の日常生活において意志とは反して眠ってしまう症状が起きます。


健常者でもなりえます。実際私は睡眠が乱れた時期に、夜眠れず毎日3~5度も目覚めてしまい、ミーティング中や、テスト中に、意志とは反していつの間にか寝ていたことがしばしばありました。


これは体内時計を整えることを意識したら自然と治っていきました。


【体内時計とBMAL1の関係】

22:00~2:00頃が脂肪の吸収が一番高まる時間と言われています。


その為、21:00以降の食事は極力控え、食事のボリュームを落とすことが理想です。


理由として、カラダにはBMAL1というタンパク質の一種が存在し、体内時計が正常に動くように働いています。


また、BMAL1は、体内に脂肪を蓄えようとする働きがあり、それが22:00~4:00まで高い状態が続いています。


夜更かししている人は、起床時間が自然と昼間になっていたりしますが、これも既に体内時計が乱れている状態です。


体内時計が乱れていると、代謝が高まる時間もズレ込んでしまったり、正常通りホルモンが分泌されにくくなったりします。


昼は1番代謝が高い状態なので、昼に食事のボリュームを大きくするのが理想ですが、体内時計が乱れている状態だと、昼が1番脂肪を蓄えやすいカラダに、なってしまっている可能性もあります。(看護師や運転手など、夜勤の方にありがちです)


仕事上、時間を変えられない場合は、それに合わせて食事の時間やボリュームを変える必要があります。


その人の朝とされる時間に朝のボリュームで朝食を食べ、昼とされる時間に昼のボリュームで食べる。といった感じです。


また体内時計のリセットは簡単で、その条件は食事と光です。
朝とされる時間に、光を浴び、食事を摂ることで、脳は朝だと判断します。
すると日中は活発に活動ができ、夜は眠くなっていきます。

そのことからも朝食はしっかり食べる必要がありますので、自分のカラダづくりの為にも、良いルーティーンを築いていきましょう。


他にもいくつかリセットの条件はありますが、惑わさないようにこの辺にしておきます。

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